監修:福岡大学医学部 皮膚科教授
今福 信一 先生

国内または海外で確認されている重大な副作用

敗血症、肺炎などの重篤な感染症

シムジアのようなTNFαのはたらきを抑える治療を受けると、免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなることがあります。敗血症(感染が血液の流れによって全身に広がった状態で、発熱、寒け、震え、発汗などがみられる)や肺炎(せき、痰、発熱、寒け、息苦しさなどがみられる)などの重篤な感染症があらわれることがあります。

結核

結核菌による肺の炎症で、過去に結核を患ったことのある患者さんでは、再び症状があらわれるおそれがあります。せき、痰、発熱、体重減少などがみられます。

重篤なアレルギー反応

アナフィラキシーと呼ばれる急激で強いアレルギー反応(呼吸困難、血圧低下、意識消失)があらわれることがあります。

脱髄疾患

神経線維の一部が破壊される疾患で、新たに発症もしくは悪化することがあります。代表的な疾患に多発性硬化症があります。多発性硬化症では、視力障害(視力の低下、物が二重に見える、眼球が震える、目の痛み)、しびれ、歩行障害がみられます。

重篤な血液障害(汎血球減少、血小板減少、白血球減少、顆粒球減少等)

血液中の赤血球、白血球、血小板などが減少することがあります。

抗dsDNA抗体の陽性化を伴うループス様症候群

自分の体に対する抗体があらわれ、関節痛、筋肉痛、皮疹などの症状があらわれることがあります。

間質性肺炎

肺炎のなかでも肺胞間質に起こる肺炎で、発熱、空咳、動いた後の息切れなどがみられます。

これらの症状があらわれた場合は、すみやかに主治医、看護師または薬剤師に相談してください。